今年4月、京都市内を走るバスの中で、女子高校生に下半身を押しつけたとして、京都府警は25日、愛知県に住む男を迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。男は長年にわたって同様の行為を繰り返しその様子を動画で撮影していた疑いがあるということです。 愛知県岡崎市に住む自動車製造業関連の会社員、田中又章容疑者(49)は今年4月、京都市東山区内から下京区内を走る市バスの車内で、乗車中の女子高校生(当時16歳)に衣服の上から下半身を押しつけた疑いがもたれています。
これほど毎日痴漢のニュースが流れ込んでくることに困惑しています。
まずバスという狭い公共空間の中で、男性の下半身を女子高生に押し付けたという身勝手な行為に残念でなりません。また、男はそれをライフワークのように長年行っていたということ、それを動画で撮影していたという疑いがあることに驚きを禁じえません。
さらにはその行為を行うために、愛知県から京都府までわざわざ新幹線などで来ていたことから、この迷惑行為に相当な情熱をもっていたことが推察されます。
このような歪んだ性癖、それを妄想内にとどまらず現実世界で実行してしまうということ、こういった犯罪がなぜ絶えないのかという疑問など、多くの角度から考えさせられます。
私見ですが、性癖の醸成についてはセクシービデオによる影響は捨てきれないと考えます。セクシービデオのカテゴリとして「痴漢」は大きな勢力であり、その内容はスタジオなどではなく、本物の電車内で撮影したのではないかと思わせるほどリアルであり、残念なことに痴漢される側の女性も結局最後はその快楽に溺れるというストーリーが多い印象です。
テロップでは犯罪行為であると小さく示唆されているものの、どれほどな犯罪行為であるのか、映像にあるように被害者は一切楽しい行為だと思っていないことが現実であることなどを大きくアナウンスするべきであろう。なにせ、ビデオのなかで男が捕まるような映像は流れないのである。
また脳内の妄想のみならず、現実世界で実行してしまうということは、それに対する抑止が弱いのだと感じる。電車内カメラの設置、検挙数のアナウンス、その後の被疑者の人生などを伝えることで、こうした犯罪は減少しないのであろうか。
一方で、冤罪というケースも散見される。痴漢行為をしていないのにもかかわらず、警察に突き出されるケースだ。この犯罪に関しては、言った言わない、やったやってないの発言権が女性側に大きいように感じられる。実際にどういった検証がされて逮捕されるのか、それは客観的で科学的な調査なのか知りたいところである。
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